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現金を使う機会が減ってきた

毎日の暮らしの中で現金を使う場面が次第に減ってきている。ホテル、航空券、定期券、さらには複数の書籍、パソコン、家具といった少しまとまったものを買うときには必ずクレジットカードを使うようにしている。一方で、駅の売店で新聞を買ったり、コーヒーショップで朝食を済ますといった少額の買い物では電子マネーを使うようになった。毎日、この二つをそれなりに使い分けているのだ。その結果、現金を使う機会がかなり減った。サイフの中身も変わった。以前は紙幣と硬貨でパンパンに膨れていたが、いまは現金が少なくなって、クレジットカードや電子マネーがたくさん刺さってカードケースのようになっている。

クレジットカードを使ううえでとくに便利だと思っているのが、公共料金のカード払いである。毎月必ず払わなければならない固定費、たとえば、電気、ガス、新聞、携帯電話などの公共料金をクレジットカード払いにすれば、寝ていてもポイントが貯まり得ができる。つまり、毎月必ず払わなければならないお金を現金や口座振替ではなく、カード払いに変更するだけで(一度手続きするだけで)、ポイントがどっさり貯まり、あとでマイルや商品券に交換して楽しむことができる。

さらに、最近は水道料金や自動車税、固定資産税といった公金(地方自治体が管轄する公共的色彩の強いお金)もカード払いが解禁になったため、それらも積極的にカード払いにすれば、さらにポイントもたくさん貯まる。とくに公金の解禁はクレジットカード業界にとっては、またとない追い風になるとみられている。今後、税金分野で順調にカード払いが進めば、総額で二十兆円以上の市場が新たに開けるとみられている。その中の一〇%でもクレジットカード払いに変わったとしても業界は大きな利益を得ることができる。このようにクレジットカード業界は今後も確実に成長が期待される数少ない市場といえる。