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おサイフケータイの本当の価値

おサイフケータイの登場によって、携帯電話の価値が急速に上昇しつつある。おサイフケータイとは、電子マネーを搭載した携帯電話のことだが、私はおサイフケータイにスイカ、エディ、iD、ナナコと四つの電子マネーを入れている。恥ずかしいことにこの携帯電話を三回なくして、三回ともでてきた経験がある。最初の時は、公園で落として小学生に拾ってもらった。夜になって小学生の家に携帯電話を取りにいった。お礼に五千円の現金を渡そうとしたら、小学生のお母さんは嫌な顔をして、「子供が携帯電話を拾っただけでずから、お金はもらえません。子供の教育にも悪いですから」と言った。

お母さんの対応には少々驚いた。私とすると、小学生が拾ってくれなかったら四つの電子マネーの残金を誰かに使われたかもしれないわけだから、それだけでも五千円分の価値はあると思っていた。それに新しい携帯電話を購入して新しいアプリを入れるとなるとその手間は信じられないくらいにかかる。それを思えば五千円でも安すぎるほどだ。しかし、いくら説明しても納得してもらえなかったから、その夜は引き上げ、翌日に五千円分の和菓子セットを買ってもって行った。お菓子なら、子供と食べられるというので、何とか受け取ってもらった。この出来事で思ったのは、携帯電話の価値が電子マネーが入ったことで急速に高まったということだ。

まさにサイフと同じものになりつつある。いやそれ以上の大切なツールに変貌しているのだ。ファミリーレストランで、トイレに行くときに携帯電話をテーブルの上に置きっぱなしにしている人があるが、そんな危ないことはもうできない。その他に、電子マネーがポイントやマイルと密接に結びついてお得を得る手段として考えられるようになった。クレジットカードと比べると、百円から二百円で細かくポイントやマイルがつくわけで、これまで現金払いで無駄にしていたところに網をかけてお得を取れる。その結果、人々の意識がポイントやマイルに向くようになった。さらに、より有利なポイントに換えるというポイント交換のブームも呼ぶことになった。